IFA(資産アドバイザー)とは?

IFAは、銀行、証券会社とどう違うの?

資産運用の相談先としてまず頭に浮かぶのは、銀行・証券会社でしょう。
こうした金融機関とIFAには、どんな違いがあるのでしょうか。
取り扱い商品(投資信託)の数・費用、アドバイス・サポートの点で比較してみました。

【取り扱い商品(投資信託)で比較】IFAは本数が多く、提案が中立的

まずは、取り扱い商品で比較してみましょう。IFAの取り扱い商品には株式、保険、債券などがあり、会社によって扱う商品は異なりますが、資産運用の代表的な金融商品である投資信託を例に比較してみました。

取り扱い商品(投資信託)で比較

IFAの取り扱い本数は登録先証券会社によって異なりますが、業界シェアの大きいSBI証券や楽天証券に登録しているIFAであればその本数は2600~2700本ほどと、非常に大きな規模となります。また、一部の銀行や、対面での取引がメインの対面証券に見られる、扱う商品が同じ系列の会社のものに偏っているといったこともありません。

取り扱い本数の規模もさることながら、明確な違いが出るのは提案方針です。

銀行や証券会社の場合、顧客のニーズに合わないものでも、注力商品を「おすすめ商品」として強く提案することがあります。そうした提案に嫌気が差して、投資をやめたり、IFAのような別の金融機関に乗り換えたりする人も増えています。

IFAは、顧客に合った商品を提案します。納得度の低い提案をすれば、後々の対応やフォローに多くの時間を割くことになるばかりか、顧客の信頼を失ってしまうからです。

費用については、銀行・対面証券・IFAともに大きな差はありませんが、個人相談窓口を持たないネット証券とは、アドバイス・サポートを行わない分、購入手数料に大きな違いがでてきます。

【アドバイス・サポートで比較】IFAは銀行・証券の相談範囲をカバー

次に、アドバイス・サポート面で比較してみました。

取り扱い商品(投資信託)で比較

IFAは、銀行や対面証券のアドバイス要素に加え、ライフプランからマネープランまで幅広く総合的にお金のアドバイスをしてくれる存在です。ネット証券は対面でのサポートをほとんど行っていないため、比較対象となりません。

さらに、土日は基本的に休日となる銀行・対面証券に対し、IFAは個別に時間を調整し自宅等でも面談することができる上に、担当者変更がほとんどないため、相談しやすい、引き継ぎの手間がないといったメリットもあります。

IFAには、ほとんどの場合無料で相談を受けられます。商品を購入する際に発生する手数料で収益を得て、その分を補てんしていると捉えることもできます。
相談料が有料のIFAも、一部ですが存在します。費用がかかる代わりに、より透明性の高い、真摯なアドバイスを期待できると言えるかもしれません。

まとめ

  • IFAは、提案方針が中立的。品ぞろえも多い傾向にある
  • アドバイス・サポート面でのカバー範囲の広さが特長
  • サポートのタイミング、担当者変更の有無に大きな違いが